中学生から、よくこんな相談をいただきます。
「勉強しなければいけないのはわかるのに、
ついだらだらしてしまう」
やらなければいけないとわかっているのに、
だらだらしてしまう原因って、何だと思いま
すか?
いろいろな原因はあるのですが、「やるべき
ことを決めていない」ことが原因の可能性が
高いです。
私自身、中学3年生の生徒に伝えている
最も明確な方法は、進路を明確にするること
だと思っています。
進路が明確になると、そのために必要な
勉強量などがある程度見えてきます。
だから行動できるわけです。
進路が明確になっていない子に対して、
親がどれだけ「勉強しろ」と言っても、
結局子どもは勉強しないのです。
実はこの話、普段の活動でも同じです。
毎日やるべきことを、明確にしている子の
場合、体が疲れていても、
「今日は最低でも○○だけやらないと」
という気持ちになります。だから多少やる
気がなくても、勉強を進められます。
ただやるべきことが決まっていないと、
「今日は何やろうかな」から始まるので、
少し疲れていると「まあいいか」
とだらだらしてしまうわけです。
定期テストで、点数を上げたいと思うなら、
まずは計画表を立てる。これは上記の理由
からです。
人間と言うのは、本当に怠け者です。
やらないといけないことを明確にして
おかないと、おそらく朝からずっと
だらだらしてしまいます。
1日1日を充実のある生活にするために、
明日何をするかをきちんと決めてから
寝ると良いと思いますよ。
生徒には毎月ルーティン計画表をコピーして
もらいそれを毎日記入してもらっていますが
それを勉強の教科についても作成するのが
良いです。慣れてくると良い習慣になります。
少しずつで良いから始めてみて下さい。