効果的な覚え方

明日から夏期講習も終盤です。

既に4分の3が過ぎました。

さて、その中で「色々ありすぎて

覚えられない!」という生徒さんの

声がありましたので、本日は効果的な

覚え方をお伝え致します。

 

【人間は必ず忘れる生き物である】

 

そもそも人間と言うのは、必ず覚えた

ことを忘れる生き物です。

 

どれだけ秀才な子でも、100個の物を

覚えたとして、明日になったら半分くらいは

忘れています。

 

だから、「なんで私はこんなに物覚えが

悪いのか?」と悩むこと自体間違って

いるわけです。

 

【覚えた内容を忘れないようにする方法】

 

ではどうしたら、覚えた内容が忘れに

くくなるのか?本日は2つの方法を

お伝えします。

 

●これは大事だという意識で覚える

 

一つは「これは絶対に必要な知識だ」

という意識で覚えていくということです。

 

例えばあなたは自宅の場所を覚えていますか?

ほとんどの人が覚えていると思います。

家に帰るときに「あれ?うちってどこだっけ?」

となる人はほとんどいないですよね?

 

なぜ自宅の場所は、きちんと覚える

ことができるのかと言うと、自分に

とって非常に大事な知識だからです。

 

大事な知識については、人間はできる

だけしっかり覚えようとします。

 

だから、もしあなたが漢字を覚えるとしたら、

「この漢字は本当に大事な漢字なんだ」

という意識をもって覚えるようにしてください。

 

それだけでかなり忘れにくくなります。

 

●忘れる前に復習をしよう

 

もう一つのテクニックは、

忘れる前に復習をするということです。

 

エビングハウスの忘却曲線と言うのが有名ですが、

人間は翌日には覚えた内容の7割くらいは、

忘れてしまうというデータが出ています。

 

では、どうしたら良いのかと言うと、

忘れる前に復習をすればよいのです。

 

例えば社会のワークを覚えていくとしたら、

 

19時:P40のワークを覚える

20時:P41のワークを覚える

21時:P42のワークを覚える

 

という感じで進めて行くと思います。

 

このまま22時に寝てしまったら、

おそらく次の日には覚えた内容の7割は

忘れてしまうわけです。

 

ですので、

19時:P40のワークを覚える

20時:P41のワークを覚える

21時:P40、41のワークを復習する

という形に変えた方が良いです。

 

すると忘れる前に復習をしているので、

次の日に覚えている内容が大きく増えます。

 

ただこの方法を使っても、

おそらく次の日には4割くらいは

忘れていると思います。

 

ですので、

翌日の勉強を始める前に、

再度昨日覚えた内容を復習する時間を

少し取るようにしてください。

 

日々のコツコツとした努力が大切なのです。

 

 

 

少し勉強する流れを変えるだけで、驚くほど

覚えた内容が頭に残るようになります。

今すぐに忘れて悩んでいる子は、

是非この方法を使って見てください。