この能力が大切

小学生たちは、本当にたくさんの習い事に

通っています。実は、その習い事を通して、

大切な能力をお子さまは、身に付けているのです。

 

それは『非認知能力』です。

例えば、算盤やスイミングの習い事で、

級や段が上がったり、賞をもらうような

目に見えるものが『認知能力』です。

 

分かりやすいのが、テストでの計測です。

 

逆に『非認知能力』とは、

自己認識

意欲

忍耐力

自制心

メタ認知ストラテジー(理解度)

社会的適正

創造性

性格的な特性

です。

 

これらの能力が、人生の成功において大切だと、

ベストセラーになった『「学力」の経済学』に

書いております。

  ↓

『「学力」の経済学』

中でも次の2つが重要です。

 

『自制心』…我慢すること

『やり抜く力』…努力し続けること

 

本来は、学力アップや算盤の上達、

水泳の向上を目指して通わせているのですが、

子どもたちは、知らず知らずのうちに、

上記の『非認知能力』が身についてるのです。

 

大変失礼な事を申しますが、

すぐに何でもやめる子は、

自制心とやり抜く力が弱いと思います。

 

すぐに塾をやめる子がおります。

総じて転塾しても点数が上がりません。

 

親子で心と自制心とやり抜く力が足りないから、

他人の責任にします。

 

もちろん少しでも我が子に

良い環境に移って良くなってほしいとの

願いなのは分かります。

 

補足しますと、ここで言う転塾とは、

一年に一回です。また、これを書くと

炎上しそうですが、と言うか高い確率で

当たっているので、申し上げますと、

 

身体的等の問題を除いて、部活をやっていない

子の成績は総じていまいちです(例外はあります。)

 

また、一応入っていますという文化部があると

思いますが、活動が週1回程度のその生徒さんも

同様です。誰よりも時間的・体力的に、余裕があるのに!

 

『非認知能力』が足りないのです。

また補足します。

現在、高校生はやっていませんが、旧塾生は無料で

自習室を開放しています。たまに自習室を利用する

生徒で一昨年中学の時に部活で東海大会まで行く結果を

残しました。その子は高校では、その部活を続けず、

文化部に入り、「4時間べんきょうします!」と言って

有言実行しております。

 

これなら文句なし!です。やり抜く力があるのです。

これが小中高の頃からの習い事などで養える

『非認知能力』であると思います。

 

お子さまの習い事などは、簡単にやめさせてはいけませんよ。

 

成績アップよりも大切であり、成績アップの土台を築く、

『非認知能力』が育たなくなりますから。