今日は『過保護な親』についてお話したいと思います。
過保護な親になりたくてなっている人って、いませんよね?
過保護と呼ばれる親のほとんどが、子供が可愛いゆえ、
子供が心配なゆえの行き過ぎた行動からなっているのだと
感じています。
■過保護とは
そもそも過保護とは、どういう事を指すのでしょうか?
ウィキペディア先生によると過保護とは
必要過多な保護、甘やかしを行う場面が多く、
子供自身の自主性を尊重し過ぎ、まともな社会人と
して巣立つのに必要な躾けをせずに済ますこと。
を指すそうです。
過保護っという言葉は、高度経済成長の後、
少産少子社会となっていった1970年(昭和45年)前後に
使われ始めた用語だそうです。
子供が何人もいた時代にはなかった言葉なんですね!
子供が沢山いたら、一人に手をかける時間なんて
そもそも持てないですもんね。
■アナタは過保護になっていない?
過保護とまでは言わないのかもしれません。
ですが、こんな行動に心当たりはありませんか?
・子供の身の回りの準備をやってしまう
・子供に細かく次の行動を指示してしまう
・危ないからと子どもの行動を抑制、制限してしまう
等々。
親は色々な経験をしきていますので、子どもの行動の結果が
見えてしまいます。
そんなことしたらこうなってしまう・・・
こんなことをすると面倒なことになる・・・
色んな先読みをして、子どもに指示してしまいがちなのです。
ですが、それこそが過保護の第一歩なのです。
子どもはまだ経験していないので、そんなことを知りません。
■過保護の最大の問題点
誰かに教えられてすることよりも、経験から学んだ方が
将来の学力や社会に出てからのコミュニケーション力に
大きな違いが生まれます。
過保護の1番の問題は、失敗を通じて学ぶ機会を子供から
奪っている点なのです。
是非、子どもにたくさん失敗させてください。
失敗のない人生ではなく、どんな失敗からも立ち直れる人生を
プレゼントしてくださいね。
過保護と放任の間のバランスを見極めてみてください。
親と子どもの関係性が将来を決めます。
納得と気付きを手に入れ、今日から実践できる
スキルを沢山手に入れて行ってください!