「うちの子は、やればできると思うんです。」
と言うお母様からの言葉をよく聞きます。
もちろん親心であり、
お子さまを信じる尊い心から出た言葉だと思います。
しかし、そうは言っても人間は感情の生き物です。
「やればできる!」と思いながら、ついつい
「どうして勉強できないの!!!」と言って
しまうのが現実です。
大人からすると何気ない一言ですが、
お子さまにとっては「自分は優秀ではない。」
もしくは「できない。」存在だという認識や
思い込みを作る原因になっているのです。
この認識は思い込みは感情とセットになって、
お子さまに沁みついてしまうのです。
大袈裟に言えば「自分の存在が否定された」
ような気持ちになってしまうのです。
これは難しいことですが、
「やればできる。」と思うのならば、
「どのようにしたら勉強ができるようになるの?」
などのお子さまが答えやすい質問をしてあげてください。
そうすれば、その原因が一気には無理でしょうが、
少しずつ分かってくると思います。