塾の形態①一斉指導

いよいよ公立高校入試まで1週間となりました。

ボーダーラインに達している人、そうでない人、

様々だと思います。しかし最後まで諦めないで

取り組んでください。

 

さて、お子さまの成績アップに効果的な3つの

学習方法として、世の中にある学習塾の形態に

ついてご説明をさせて頂きます。

 

今日は、①として『一斉指導』です。

 

こちらは塾の定番の授業スタイルですね。

学校と同じような流れで、黒板、ホワイト

ボードを使い学習する内容を先生が説明をし、

問題を解く形です。

 

一番お母様たちが理解しやすい形態だと思います。

 

一斉指導の利点は…

Ⅰ 失礼ですが学校の先生よりも分かりやすい説明で、

  その単元内容を説明してもらえること。

 

Ⅱ 大手塾などでは、入試に特化した講座が

  多数あること。

 

Ⅲ 年間カリキュラムがしっかりしている。

 

Ⅳ 人数が多いので、臨場感があり切磋琢磨できること。

 

Ⅴ 経験豊かな講師により、勉強を楽しく教えてもらえること。

 

Ⅵ 5科目指導で、平均16,000円から

  19,000円と授業料が安い。

 

もっと例はあるかと思います。

しかし、上記をお読みになってもお分かり頂けるように、

一斉指導の形態というのは、実は学校の定期テストで

160点以上を取っている生徒さんに向いている

学習方法なのです。

 

160点以上とは、自分から進んで勉強の出来る

お子さまのことです。

 

先生がホワイトボードに書いた内容や、

説明をした内容を理解できる生徒さんにとっては、

遣り甲斐のある学習方法だと思います。

要するに基礎基本が身についている状態です。

 

しかし、学校の授業についていけないのに、

学校と同じような授業スタイルで、

塾の授業についていけるでしょうか?

結果は、大人数の中で置いてけ堀になってしまうのです。

これでは塾に通っている意味がありませんね。

 

この問題を必死にカバーして、

補習をして頂ける塾ならOKですが、

だいたいの生徒さんは授業終了後に、

友達と一緒に帰宅してしまうので、

少し厳しいですね。

 

一斉指導は友人と一緒に通うことが多いと思います。

その利点と欠点もありますね。

 

「一斉指導は、塾と聞いて一番イメージしやすい学習方法

ですが、定期テストで160点以上の生徒さんに有効な

学習方法」であると言えます。