お子様が机に向かおうとしているときに「勉強しなさい」
という言葉がいかにナンセンスかという話しは以前から
何度かしてきました。
では、どんな言葉かけがいいのでしょうか?
実は、勉強を始める前に掛ける、効果的な言葉があります。
それは・・・
「今日、できるようになることは何?」
「今日は、何を覚えるの?」
「今から何をできるようにするの?」
といった、今日のゴール設定を導いてあげる言葉が効果的なのです。
そうすると、勉強の目的が机に座って勉強したフリをして
お母さんを満足させることから、勉強をしてできるように
なることに変わるんです。
机に向かって時間だけが過ぎるのではなく、
机に向かう時間が短くても目標が達成されたら十分になります。
逆に、できなければできるようになることが目標なので、
長い時間机に向かう事ができるようになっていきます。
質問する際は出来るだけ具体的な行動に落とし込むことが必要です。
お子様は何をできるようになる為に、どんな取り組みをするのでしょう?
それが明確になれば、家で全く勉強しないなんてことはきっとなくなるはずです。