昨年次のようなご相談を受けました。
小学4年生の息子と小学2年生の娘の母です。
最近の息子の話を聴く態度に悩んでいます。
とても反応的で、親の話を聞いているんだか、
聞いていないんだか…。その態度に私もイライラしてしまい…
の日々です。私も仕事をしていて忙しく、
寂しい思いをさせているからか…これが思春期というものなのか…。
どう接していくと良いでしょうか?
ご相談ありがとうございました。!
思春期は個人差が大きくありますが、
小学生の高学年頃から始まると言われています。
小学4年生となると、思春期の入り口に差し掛かって
いるのかもしれせんね。
加えて、コロナや学校休校が長期間続いたため、
今までになかった精神的ストレスを抱えていたのかもしれません。
お母さんも、お仕事がある中での3ヶ月もの学校休校、
楽ではなかったと思います。本当にお疲れ様でした!!!
お子様の話を実際に聞いてみないと実際の所は分かりませんが、
私が今まで関わってきたお母様達からもよく
「子どもが言うことをきかない!」「子どもが話を聞かない!」
という相談を受けてきました。
そして、その子どもから話を聞いてみると、
驚くことに「お母さんは、自分の話を聞いてくれない!」と、
同じことを思っていた子がほとんどだったのです。
親子は、鏡です。
ですので、少しだけ、ご自分の行動を振り返ってみてください。
お子様が話をしている時に、あなたはどうやって話を聞いていますか?
お子様の目を見て話を聞けていていましたか?
もし思い当たる節があったら、これからは是非、
何かをしながらではなく、手を止めてお子様の方へ
体を向けて話を聴いてあげてください。
家事に仕事に子育てに・・・お母さんは本当に忙しいと思います。
いつも時間との勝負で、これは簡単にできる事ではないかもしれません。
ですが、それを承知の上で、是非手を止めて聴いてあげてください。
もし、その時忙しくて聴けない場合は、一瞬だけ手を止めて
「ゆっくり聴きたいから食事の時話てくれると嬉しいな!」など、
伝えるだけでも全然違います!
他にも、子どもの話しを聞いた時にすぐ
「でもね!」という言葉を挟んでしまっている場合は、
要注意です!これでは“お母さんは自分の話しを聞いてくれない!
否定ばかりする“と感じてしまいます。
ついつい口を挟みたくなってしまうかと思いますが、
話の途中であなたの判断を入れずにグッと我慢してみてください。
親が話しを聞いてくれるという安心感は、それだけで
お子様の精神状態を安定させます。(
そして成績アップにも繋がっていきますよ♡)
お子様は、ただお母さんに、受け止めてもらいたいのです。
相手を変えることはできないように、お子様を
変えることはできません。あなたが変えることができるのは、
自分自身のみです。
まずは是非、“耳”と“十の目“と“心”をつかって
「聴く」という所から、スタートしてみてください(^^)