子どもの読書量は、母親の読書量に比例する

上の表は厚生労働省が2010年7月に発表した母親と子どもの読書量調査の結果です。

 

厚労省は「親が読む量が多くなれば、子どもの冊数も多くなっている。親の読書習慣が大きく影響している」と分析しています。

 

母親の文庫や単行本の読書量が、1カ月に「1冊」の場合、

子どもが読む本は「1冊」17・4%、「2、3冊」が最も多く

34・1%、「4~7冊」26・3%、「8~11冊」9%、

「12冊以上」13・3%でした。

 

母親が「12冊以上」の場合は、子どもは「1冊」3・7%、

「2、3冊」14・9%、「4~7冊」16・2%、「8~11冊」9・5%。一方「12冊以上」が55・7%と半数を超えました。

 

小学校、中学校のときに本を読まない生徒はたいてい高校生、

大学生になっても本は読まないです、多少の例外はあるでしょうが。私はホームルームの時間に時々「成功したかったら本を読みなさい」と語っていますがそれでも読まない者は読まないです(^^;)  

 

ですから無理強いはしません。

【しかし「本を読まない者には未来は無い」です。】

 

強制されても反発するだけです。嫌々ではなく本を読むことが

楽しくてしょうがない、と自分から進んで読むことが必要です。

 

この調査は子どもに読書習慣を付けるには、親が率先して読書を

実行することが一番の早道と言うことを物語っています。

 

まさに親の背中を見て子は育つ、です。