子供の頃に「できたっ!」「わかったっ!」という
経験をしているか否かで、大人になってからの粘り
強さが違ってきます。
小学校の高学年や中学生になって、問題を解く時に
解らないから…っとスグに答えを見てしまう子って
いますよね。これはズルいのではなく、小さい頃に
自分で成功した経験が少ないから故の行動だそう
です。
“自分1人でズボンを履く事ができた!”
“自分1人でパズルができた!”
“自分で虫の名前を図鑑で探せた!“
このような自分の力で何かを達成する体験を
している子は、自分で解く面白さを感じることが
でき、「答えを教えてもらうなんてそんなつまら
ない事しない!」っという風になるのです。
■宿題の答えが書ければ満足なのか。
■宿題の答えを自分で見つけ出せれば満足なのか。
両者とも宿題をやったっという事実は同じでも、
そこから繋がる結果は大きく異なっていくのです。
またスポーツなどで、勝負に勝ったり、目標を
達成したという体験も、脳はその成功体験を
ずっと覚えているので、大人になってからも自分が
成功しているイメージ、夢を叶えているイメージ、
何かに挑戦しているイメージがしやすくなります。
イメージできたものは達成しやすいので、いろいろな
分野で応用出来るのです。一芸に秀でた人が、
ほかの分野でも活躍できるのはそのためなんですね。
大きなコトじゃなくていいのです。
1人でお米が研げた!
1人で焚き火を起こせた!
高い所からジャンプができた!
そんな些細な事からでいいので、是非小学生時代に
たくさんの経験をさせてあげてください!