喜多川泰先生の「おいべっさんと不思議な母子」
という本を読み終えました。
とっても良かったので、一部抜粋させていただきます。
学校は、上手にたくさん失敗をする場所なのだ。
そして、その失敗からどう立ち上がるか、
失敗をどう克服するかを学ぶ場所なのだ。
決して、一つの失敗もしないで、転ばないで6年間の
学習内容を修得するのが目的ではない。
もちろん人間関係のぶつかり合いだってそうだ。
誰とも一度もぶつからないのが、子供にとって
いい過ごし方ではない。そこに「学び」なんてあるのか。
小学生に限らず、中学生、高校生、
大人であっても同じです。失敗から何を
学ぶかが大事なのではないでしょうか?
学校でケガをさせてはいけない。
学校で喧嘩をさせてはいけない。
学校で問題を起こさせてはいけない。
勉強ができず落ちこぼれにさせてはいけない。
テストで失敗させてはいけない。
受験をする子に失敗させてはいけない。
大きな失敗をさせてはいけない。
小さな失敗もさせてはいけない。
このような考えは、子供を不幸に
するのだと思います。
親のこのような考えは、子どもの
『失敗=ダメなこと』という考えに繋がっていきます。
可愛い子どもが失敗する姿を面白がれる
親はいません。本当に辛いです。
でも今、この一瞬だけの快・不快に囚われては
いけません。親は、子どもが生きていく力を
付けていく為に、失敗をさせてあげる事が必要なのです。
大丈夫。アナタがソバで見守っていれば、
お子さんは必ず立ち上がれます。
お子さんの力を信じて、待ちましょう。