テスト結果に一喜一憂しない

今日は、中学生の保護者向けに、

「子供の成績の波に一喜一憂しないようにしよう!」

というお話を伝えます。

 

中3生にとっては、

私立入試の前に、最後の定期テストと

2回目の学力調査そして塾の模試と

テストの結果に、ハラハラドキドキの

日々がやってきます。

 

しかし、生徒たちが一番ハラハラドキドキ

している事は、テスト結果についてに

親にガミガミ言われる事なのです。

 

突然ですが、

この世の中は全て波でできています。

例えば海。海には必ず波がありますよね?

波がない海はありません。

 

例えば音や光。

中学校の理科をきちんと勉強すると、

音や光の正体は波であるというのが

わかります。

 

日本の株価や為替。

こういった経済の指標も、

必ず波を打ちながら上がったり

下がったりします。

 

成績も同じです。

私は今までに、

一直線で成績が上がっていった人を

見たことがありません。

 

10番上がって3番下がる。

次は8番上がって2番下がる。

こんな感じで上がったり下がったり

しながら少しずつ上がっていきます。

 

大事なのはここからです。

 

例えば子どもの成績が、

一気に20番上がったとします。

そこでお母さんが褒めるとします。

 

で次のテストで、

5番下がったとします。

 

ここでもし、

「あ~下がったね。やっぱり

 勉強サボったからじゃない?」

と言ったら、

子どもはどう感じると思いますか?

 

「そんなに毎回毎回上がらないよ!」

と感じると思います。

 

もっと細かく言うと、

上記のように感じるだけではありません。

 

親に対して、

「もうイチイチ言わないで!」

「少しほっといて!」

って言いたくなると思います。

 

つまり親に対して、

過干渉を感じてしまうので、

親子関係が悪くなるわけです。

 

では、どうしたらよいのか?

成績が下がった時、

一番落ち込んでいるのは、

自分自身です。

 

ですので親が、「そんなに毎回毎回上がってたら、

人生苦労しないよ。次頑張ればいいと思うよ」

と励ましてあげるのが良いです。

 

小さなことでクヨクヨせず、

常にどっしり構え、

家族を明るくする!

 

お子様にとって、

家庭をホッとできる場所にすることが、

成績アップ、志望校合格への近道です。