まず明確にすることは何か

中学生から、

よくこんな相談をいただきます。

「勉強しなければいけないのはわかるのに、

 ついだらだらしてしまう」

 

やらなければいけないとわかっているのに、

だらだらしてしまう原因って、

何だと思いますか?

 

いろいろな原因はあるのですが、

「やるべきことを決めていない」

ことが原因の可能性が高いです。

 

私自身、

中学3年生の生徒に伝えている

最も明確な方法は、

進路を明確にするることだと思っています。

 

進路が明確になると、

そのために必要な勉強量などが

ある程度見えてきます。

だから行動できるわけです。

 

進路が明確になっていない子に対して、

親がどれだけ「勉強しろ」と言っても、

結局子どもは勉強しないのです。

 

実はこの話、

普段の活動でも同じです。

 

毎日やるべきことを、

明確にしている子の場合、

体が疲れていても、

「今日は最低でも○○だけやらないと」

という気持ちになります。

だから多少やる気がなくても、

勉強を進められます。

 

ただやるべきことが決まっていないと、

「今日は何やろうかな」から始まるので、

少し疲れていると「まあいいか」

とだらだらしてしまうわけです。

 

定期テストで、

点数を上げたいと思うなら、

まずは計画表を立てる。

これは上記の理由からです。

 

人間と言うのは、

本当に怠け者です。

 

やらないといけないことを

明確にしておかないと、

おそらく朝からずっと

だらだらしてしまいます。

 

1日1日を

充実のある生活にするために、

明日何をするかをきちんと決めてから

寝ると良いと思いますよ。

 

ちなみに私の場合は、

1週間ごとに計画を立てており、

血圧が高いので少しでも下げるため

月曜・水曜・金曜は

40分のウォーキングをしています。

慣れてくると良い習慣になります。

 

少しずつで良いから始めてみて下さい。