親の命令口調が子どもに与える影響|子どもは全て感じ取っている

皆さんは、お子さんにこんな言葉を言っていませんか?

 

「歯を磨きなさい!」

「片付けなさい!」

「ゲームやめなさい!」

「返事をしなさい!」

「勉強しなさい!」

 

1度目は穏やかに言っても、返事がなかったり、

改善されなかったりすると、ついつい口調が

荒くなってしまう。子どもに対して命令口調に

なってしまう。

 

・・・こんな経験は、誰しもがあるハズです。

 

でも、ここで1つだけ考えて頂きたいのです。

この、ついついなってしまう命令口調。

アナタは、何の為に言っているのでしょうか?

 

①子どもの行動を改善するため

②自分のイライラしたストレスを発散するため

 

もし①なのであれば、命令口調で言う事は逆効果!

命令というのは一番伝わらない

コミュニケーションなんだそうです。

ある調査によると、命令で言われた内容は

時間が経つと10%程度しか覚えていないとか。。。

 

では、どんな風に言えば良いのでしょうか?

 

それは、子供に考えさせるということを

意識して声を掛けるのが大切なのです。

 

「歯を磨きなさい!」ではなく、『いつ歯を磨くの?』

「片付けなさい!」ではなく、『どこに片付けたらよいと思う?』

「ゲームやめなさい!」ではなく、『いつまでゲームをするつもりなの?』

「返事をしなさい!」ではなく、『どうして返事をしないの?』

「勉強しなさい!」ではなく、『いつ勉強するの?』

 

今まで自分で考えてこなかった子は、

すぐにはできないかもしれません。でも、

子供が自分自身の行動を意識できるように

なってくれば、徐々に自分で考えて行動

できるようになっていきます!

 

そして②と答えた方がいらしたら、

お母さん自身が少し心と体を休めてください。

人は疲れた時、他人に優しくはできません。

関係が近ければ近い程。

 

でも、感情的に放ってしまった何気ない一言が

お子さんの考える力や意欲を奪ってしまっている

可能性もあります。

 

まずは、お母さんが笑顔でいる事が大切です!

毎日時間に追われながら、

一生懸命頑張っている自分をいたわってあげてください。