「夏が勝負!」って?どう勝負なの?

先週は「えっ?塾の先生がそこまで言うの?」

と思われるようにな話しをしましたが、

世間の多くの人がやってしまう、

不合格一直線の勉強法の話であり、

夏期講習を無駄にしてもらいたくないために、

あえて言いました。(笑)

(読んでいない方は、ぜひ先週の古庄日記を

お読み下さい。)

 

あれをやってしまうと、

夏休みが終わった9月に青ざめる事になります

ので、注意が必要です。

 

夏休み中に成果を手にしたいなら、

まずは昨日お伝えした話を理解して、

あのような行動は慎む必要がありますよ。

 

私は本来、「不合格一直線ですよ」

などといった、怖い話はしたくないのです。

怖がらせるような事はしたくないのです。

 

しかし!塾業界全体を見渡すと、

今の時期って、どこの塾も家庭教師も

 

「夏が勝負ですよ!」

「合格する方法はこうですよ!」

としか言ってないと思うのです。

 

受験の最終結果は「合格」と「不合格」

という2通りがありますから、

合格だけではなく不合格という側面も

伝えるべきだと私は思っています。

 

合格の裏側とも言える「不合格」について

理解が深まれば、

危険な道を歩む可能性が減りますからね。

 

さてここからは、

合格の話へと入っていきます。

 

高校入試を突破し、憧れの志望校から

合格通知をもらう為には、

夏休みをどう過ごせばよいのでしょうか?

 

「夏が勝負!」とは言いますが、

何が勝負だと思いますか?

 

それは、夏期講習は弱点克服や正しい勉強法を

身につける!です。これには演習時間を必要に

なってきます。

 

よって、大手塾の一斉授業や、

ただ単にコマ数を増えすだけの営業個別塾では、

夏が勝負の勝負にならないのです。

 

考えてみて下さい!

 

せっかくの夏休みなのに、一斉授業で、

またカリキュラム通りの授業を受けているのです。

学校と同じではないですか!

A君は、関数が苦手。B君は連立方程式が苦手。

それを画一的な授業で進めては時間とお金の無駄です。

復習ができないのです。

 

個別指導もコマ数を増やすばかりでは、

危険です。

なぜなら、1回80分の授業で何ページ

進めるかの逆算のスケジュールが出来ていない

からです。結果、夏休みが終わった頃でも到達

目標まで達しておらず、8月下旬の定期テスト

及び9月3日の学調で結果がでないのです。

 

これを理解していない塾が多すぎます!

これを理解できなく、何が「夏が勝負!」

なのでしょうか?

 

ただし、一斉指導・個別指導・自立型指導が

ダメな訳ではありません。きんとと上記の事を理解し、

メインの授業+演習や復習時間を設けている塾は

成果を出しております。