教材は少ない方がいい

梅雨に入り今日も雨がしとしと

降っています。

通常この時期『うっとうしい日が続いています‥』

と挨拶文に入れてしまいますが

雨がしとしと降り続くのも、

またそれはそれで趣があるものです。

 

さて、以下の言葉をご存知でしょうか?

 

「学習の最大の敵は、すでに学んだこと」

これは、世界的にも有名な作家、

ジョン・マクスウェルの有名な言葉です。

 

「すでに学んでいる」

と思うことが、学習の最大の敵で、

成長を妨げています。

 

さて、質問があります。

 

「あなたは同じ本を何回読みましたか?」

 

『何冊読んだ』、ではないです、

『何回読んだ』、というのがポイントです。

 

つまり、あなたが感銘を受けた

本を何回、繰り返し読んだかどうかです。

 

私は松本清張が大好きで、

数えきれないほど読み返してます。

自分で本が書ける自信があります(笑)

 

勉強も同じです。

 

「テスト前に何回、学校ワークが終わったの?」と

入塾希望の生徒に面談で聞くと「1回です!」と

答える生徒がほとんどです。

1回では足りません。

 

一通りほぼ完全に頭に入れるためには

7回は必要と言われています。

 

予習2回、F教材2回、学校ワーク2回、

過去問最低1回、計7回、同じ単元をくり

返して行い、それでやっと人並みに

追いつくのです。

 

過去に学んだのならば、

ぜひ、また繰り返し学んでみてください。

 

最初に学んだ時とは違う状況で、

新しい学びが必ずあるはずです。

 

あなたの人生を変えるためには、

たくさんの本を読む必要がありますが

単に冊数の問題ではありません。

 

繰り返し読む必要があるのです。

勉強も一緒です。

 

多くの教材があることではなく、

一冊を極めることが重要だと思います。

 

その後に応用問題ができるのです。