『教育』は講師のためではなく、
子どものためにあるという事を
理解しなければならないと思います。
講師が「何をしたいか」ではなく、
子どもに「何が必要か」が出発点なのです。
講師が「何をしたいか」ではないと、
お伝え致しました。
これは、講師の仕事は【授業をする】
ことではないと言う事です。
えっ?「授業をするのは、当たり前でしょ!」と
思うかもしれませんが、そうではなく、
【授業をする】だけでは、
充分に役割を果たしていないと言うことです。
ここに気付きがなければ、
成績の上がる塾にはなれないと思います。
それは、どういうことかと言うと、
【教科指導】は【知識の伝授】ではないと言う事です。
つまり、本などを読んで知識を増えすような行為の授業
では、役に立たないと言う事です。
もちろん、知識を増やす事は大切です。
しかし、塾では…
『わかる喜び』『できる楽しさ』を教えなければ、
伝えなければならないのです。
私が、ある大手塾に勤めていた時に、
保護者面談で滑稽な会話を耳にしました。
講師:「〇〇君は、ここが出来ないんですよ。
せめて、ここが出来るようになれば…。
だから、全く成績が上がらないのです。」
保護者様:「知っているなら、そこを何とかして下さいよ!」
私は、上司の会話を聞いて呆れていました。
いつしか塾も学校のような授業スタイルになっていた
のです。
もちろん、学校にも素敵な先生がたくさんおります。
授業をして、先生が自己満足な塾では、
子どもたちも、保護者様も可哀そうです。
講師の役目とは、
まず【わかる】【できる】ようにすることだと思います。
そこから、【やる気】が湧いてくるのです☆
「わかる」「できる」喜びを与えるためには、
何が講師に必要なのかを考えていきたいと思います。
まず『教科指導』の
『指導』という言葉の意味を考えなければなりません。
『指導』とは『指して導く』ものなのです。
コーチのような役割だとも言えます。
講師が一方的に授業を進め、
「はい。ここ宿題ね。」では成績は伸びません。
その子の今後を見定めて、
方向と到達点を指示し、
そこまで導くのが、
塾の講師の務めだと思います。
生徒と一緒に走り、
つまづきを克服させれば、
必ず成績が上がるのです。
指導とは、『魚を与えるのではなく、
魚の釣り方を教える』指導なのです。
その結果、自立心が生まれ、
中3生などは夏期講習・冬期講習期間、
毎日9時間の学習を嬉々として行っております。
だから、1ランク・2ランク上の高校に合格をするのです。
もちろん、私たちも方向と到達点を示し、
一緒に走っています(^_^)v
お子様は、無限の可能性を秘めています。
その可能性を信じて、
私たちと一緒に走ってみませんか?