効果的な記憶法

今日は効果的な暗記法をお伝え致します。

 

夏期講習もはじまっておりますが、

今一つ英単語や理社が覚えられないと言う方は、

試して下さい。

 

『暗記のポイントは、書くよりもテスト』です!

 

教え子のA君は、テストの点数が毎回20点

くらいでした。

 

彼の勉強方法を見ていると、

ある致命的なミスがありました。

 

例えば漢字を覚えるときに、

彼は、漢字を見ながら、

その漢字を20回くらい

ノートに書き写すという勉強法をしていました。

 

その結果、20回書いても

完璧には覚えられなかったのです。

 

そんな彼に私は、

ある暗記のポイントを教えました。

 

それは…

「書くよりもテスト法」です。

 

つまり20回

漢字を書くのではなく、

まずは10個の漢字を

1回書いてみる。

 

書き終わったらすぐに、

読みがなを見ながら、

漢字が書けるかをテストする!

 

 

1回目はおそらく

10個中3個くらいしか書けません。

でもそれで良いのです。

 

その後、

書けなかった7個の漢字を

再度1回ずつ書いていきます。

 

そして再びテストをします。

すると6個くらい書けると思います。

 

ここで再度、

書けなかった4個の漢字を

1回ずつ書いていきます。

 

その後テストをします。

すると9個くらい書けると思います。

 

再度書けなかった1個を

ノートに書いてテストをすると・・・

 

めでたく10個の漢字を

マスターできます。

 

10個の漢字を20回ずつ

書いていっても、

10個中8個しか覚えられなかったA君でも

この方法を使うことで、

最大でも4回書くだけで、

10個の漢字を覚えられてしまったのです。

 

暗記をするときは、

ひたすら書くのではなく、

書いて→テスト→書いて→テスト

 

この繰り返しの方が

5倍くらい早く覚えられます。

 

みんなテストが嫌なのです。

気持ちは分かります!

しかし、この繰り替えがえがて大きな成果となります。

1度、試してみてはいかがでしょうか?