本当の独創性とは!

連休ももう明日で終わってしまいますが

自宅での様子はいかがでしたか。

 

明後日は2018年度最初の定期テスト丁度

1ヶ月前ですね。テスト前日まで塾は毎日になります。

 

これまで成績がなかなか向上しなかった人、

塾を変えても変えても成績が上がらなかった人。

そんな人のために今日はブログを書きます。

 

しかし、数学や英語の勉強法ではありません。

 

成績が伸びていない生徒の特徴の一つとして、

『自分のスタイルに固執する!』が挙げられます!

 

自分のスタイルと言うと、

何だかカッコ良く聞こえますが…

裏返せば『頑固』なだけです。

 

特に、勉強においての『頑固』は、

カッコ悪いですよ(笑)

 

あなたが行列の出来るラーメン屋の店長で、

誰もが納得し満足させて成果を挙げているなら、

『オレ流』のスタイルはカッコいいと思います。

 

しかし、

今のスタイルで成績が上がっていないのならば、

通っている塾や学校の先生の言うことを、

まず聞くことだと思います。

 

よく「僕は、このやり方がいいんです!」と言う生徒が

いました。

私は、だったら塾に通わず自宅で自学すればと

思いましたが、ふと「それで成績が上がっているの?」

と聞き返し、行動を改めさせた経験があります。

 

ドイツの有名なゲーテの言葉があります。

「生まれてからずっと、世界は自分に影響を

与え続けている。だから独創性ということに対する

一種の幻想はやめたまえ!」

 

ゲーテほどの詩人であり小説家ですら、

先人の影響なしに作った作品はないと言っているのです。

 

偉大な先人の作品を模倣し、

アレンジした物が名作となっているのです。

最初から独創性を求める発想は、

かえって自分の器を小さくするのです。

ましてや、成績の上がらない勉強法を続けている!

あなた!

 

時間もお金も人生も、

全て無駄にしているのですよ!

 

天才モーツァルトやピカソ、

手塚治虫さんの幼少期を見れば、

もの凄い量の模倣的な学習をしています。

(私が本を読んで下さいと言っっている意味は、

彼等の人生の努力を学んで下さいという事です。)

その基礎の上にクリエイティビティが確立しているのです!

 

本当の独創性とは、

基礎をしっかりと学んだ上での事なのです。

 

応用問題が解けない、

成績が上がらない理由はここにあるのです。

 

英語の文法が分からない?

それなら、まずは単語と連語と日本語の語彙力を

高めることです。

「です。は現在形」「でした。は過去形」

「でしょう。は未来形」

 

この区別も出来ないで英語どころではありません。

因数分解が分からない?

それなら、小学生の公倍数・公約数です

(言い過ぎですね)。

 

まずは、良質練習書(サクセスロード)の模倣をして

基礎を固めましょう。