集団塾と個別塾のメリット・デメリット あなたのお子さんに向いているのは?

塾を選ぶ際に、授業形式である『集団指導の塾』と

『個別指導の塾』で迷われる方が多くいらっしゃいます。

 

ここは塾を選ぶ上では大切なポイントです。

 

両者の違いを比較しながら、どんなお子さんが向いていて、

どんなお子さんが向いていないのか・・・をまとめてみましたので、是非参考にしてみてください♪

 

集団塾とは、その名の通り“集団授業の中で学習を行う塾”です。学校の授業のように先生が講義をする形式の塾です。

 

メリットとしては、先生の授業力によっては、

たくさんの生徒の成績が上がりやすい点です!

 

比較的学力の高い子どもが集まる傾向が強いですので、

互いに切磋琢磨し、学力やモチベーションを高め合えることが期待できます。そして何より、月々の授業料が個別指導と比較すると安価な点も魅力です。

 

デメリットとしては、画一的な授業で、先生の力量以上に

成績が伸びることがないという点です。

 

また集団での授業なので、理解できない人がいても

ドンドン先に進んでいきます。1人1人のレベルに合わせることはきないので、落ちこぼれが出やすくなります。

 

レベルの高い人にとっては物足りなさを感じたり、

本当はもっと高いレベルにいけるはずなのに

下のレベルに合わせてしまうことも多くあります。

 

個別指導とは、近年多くある塾の形態です。

一言に個別指導と言っても「1:1の塾で先生がマンツー

マンで指導するところ」もあれば、「1:数名の生徒で行うところ」もあります。

 

メリットはやはり、その子のレベルに合わせてもらえる点です。生徒の元々の学力・学習進度・部活動などとの兼ね合いなどを考慮して授業を進めることができるので、安心感があります。

 

分からない所は分かるまで教えてもらえ、質問などもしやすいでしょう。

 

 デメリットは、やはり授業料が高額な傾向にある点です。

集団塾と比べると3~6倍の授業料が発生すると言われています。

 

授業料の安さをアピールしている個別指導塾もありますが、

講師がアルバイトでプロ意識に欠けた指導をしている場合もあります。

 

個別指導は先生の質にばらつきがあり、合うか合わないかで

成績の伸びにも影響していきます。

 

また、目的や目標意識が薄い子や、親に行かされて塾へ通っている受け身の姿勢や考え方の生徒ですと、教えてもらって満足してしまう傾向があります。

その場ではわかった気がしたけど、家に帰って問題を解いてみるとできないなんてことも少なくないようです。

 

そして、集団塾のように周囲と刺激しあってモチベーションを高めることが難しい点もあります。良き仲間の存在は大きいです!

 

そして最近流行りだしているのが、

子どもの自主性を育みながら自ら学ぶことができる、

自立塾と言われている形式です。

 

メリットとしては、個別塾と集団塾のいいとこ取りと

言われていて、集団の中にいながら個人のペースで進められる点です。

 

周囲の良い刺激を受けながら自分の課題に取り組むことができるので、先取り学習をすることもできれば、過去に戻っての学習もできます。遡行学習ができるので学力がつきやすいことです。

 

デメリットとしては、先生のチカラがないと、

ただの自習室になってしまうことでしょうか。

 

また生徒の自主性を引き出しながら行いますので、

結果が出てくるまでには個人差があります。人によっては時間のかかる子もいますので「今すぐ成績を上げたい!」っという方には不向きです。

 

ちなみに当塾は、この自立塾に該当します。

いかがでしたか?

 

どれもメリットやデメリットがあり、1人1人の性格や目指している目標etcによって、向き不向き。合う合わないは変わってきます。

 

 是非、お子様に合った塾を選んであげてください。