ある航空会社でかつて会社が傾きかけたとき、リストラしなければならなくなりました。誰をリストラするか、何回かに分けて社員を集め全員にスピーチをしてもらいました。そしてその結果リストラ要員が決まりました。
さあ、どんな基準でリストラが決められたのでしょうか。
「私はこんな会社には居たくないからリストラしてもらって結構」と言った社員にその通り辞めてもらったのか、それとも「辞めると路頭に迷うから絶対辞めさせないで」と懇願した社員になくなく辞めてもらったか…
実は、他の社員がスピーチしているときに人の話を聞いていなかった社員がリストラの対象になったのでした。
多少能力があっても人の話を聞かない人間は会社には必要ないということでしょう。
友達の話も、先生の話も、親の話も、とにかく相手の目を見て「聞く聞く聞く」です。